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今だから、からだで感じたい森の植物

コラム

どんぐりいろいろ【今だから、からだで感じたい森の植物6回】

ブナ科の樹木の実を「どんぐり(団栗)」と呼び、どんぐりのなる木を「どんぐりの木」と呼びます。日本には全部で24種類のどんぐりの木が自生し、そのうち豊田市内では落葉樹のコナラ・モンゴリナラ・ミズナラ・アベマキ・カシワ・ブナ・イヌブナ・クリ、常緑樹のアラカシ・シラカシ・ウラジロガシ・アカガシ・ツクバネガシ・ツブラジイ・スダジイの合計15種類が自生しています。その他、クヌギ・イチイガシ・ウバメガシ・ナラガシワ・マテバシイが庭園木・街路樹などとして植えられています。

コラム

植物で秋を感じる【今だから、からだで感じたい森の植物5回】

日本の自然の最大の特徴は、はっきり四季の変化があることです。その中でも秋は、四季の変化を実際の動植物だけでなく、感情の変化でも感じることができる季節です。今回は草の花や木の実を通して秋を感じられる、愛知県緑化センターにある昭和の森を紹介しましょう。

コラム

樹皮や葉にさわってみる【今だから、からだで感じたい森の植物4回】

自然を楽しむには、五感を使って植物を観察することが大切です。今回は、そのひとつ触覚を使って、楽しむ方法を紹介しましょう。観察場所は、豊田市の外環状道路に接した豊田市自然観察の森です。ここでは、定期的に自然に親しむためのいろいろな観察会が開催されますので、それに参加するのも良いでしょう。ぜひ、自然観察の森をゆっくり散策して下さい。

コラム

ちょっと刺激的な植物たち。【今だから、からだで感じたい森の植物3回】

今回は、人間にとってちょっと毒成分を持っていて、刺激的(食べてはいけない)植物を紹介しましょう。観察場所はおなじみの香嵐渓です。春3月下旬から4月上旬にかけては、美しいカタクリ(ユリ科)が愛知県一たくさん咲き、多くの人でにぎわいます。しかし、5月以降はほとんど来訪者がいなくなり、のんびり植物を観察することができます。ぜひ、夏にも、植物を楽しむために、香嵐渓を散策して下さい。

コラム

口に入れる、かぐ、目で楽しむ。【今だから、からだで感じたい森の植物2回】

前回は小原の植物を紹介しましたので、今回は稲武地区にあるブナの森で見られる興味深い樹木を3種類紹介しましょう。面の木峠は北設楽郡設楽町(旧津具村)との境にあり、標高は約1000メートル。愛知県で最も素晴らしいブナの原生林が残っています。

コラム

香りを楽しむ。【今だから、からだで感じたい森の植物 第1回】

今回から6回シリーズでコラムを担当する北岡明彦です。このコラムでは、豊田市内のいろいろな場所で見られる、楽しくて興味深い植物を、毎回3種類ずつ紹介します。 私は1953年2月生まれで、一昨年まで豊田市役所の森林課に勤務していました。小さい時から昆虫が大好きで、高校からはずっと植物の調査観察を行ってきました。現在は豊田市内の植物の分布調査をしています。興味のある方はご連絡くださいね。