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森のちいさなようちえんで育つおおきなかぞく

コラム

子どもと大人の距離感【森のちいさなようちえんで育つ おおきな家族第6回】

森のようちえんを始めるにあたり、衝撃を受けた言葉があります。毎年秋に開催される『森のようちえん全国フォーラム』に参加した時に、日本の森のようちえん創始者でもある内田幸一(うちだこういち)氏がおっしゃった一言、それは「子どもの成長を邪魔するのは親です!」 。普通に考えて、親は子どもの成長を一番に願っている存在で、子どものためなら何でもできるとどの親も思っているはずです。

コラム

子どもたちへの大人のまなざし【森のちいさなようちえんで育つ おおきな家族第5回】

今回は、森のたまごの保育の魅力である、「大人がどのような視点で子どもたちを見ているのか」についてお話したいと思います。森のたまごでは、大人も子どももニックネームで呼び合っています。理由は、大人が何かを上から教える存在ではなく、いつも子どもと同じ目線で一緒に考え感じるため、そして子どもたちが「大人は味方」だということを感じて欲しいからです。

コラム

森のなかで過ごす春夏秋冬【森のちいさなようちえんで育つ おおきな家族第4回】

年間通して森の中で過ごしている森のようちえん、ここにいるからこそ見られる場面がたくさんあり、森だからこそ感じられることがたくさんあります。3~5歳児の幼稚園児は、大人が教え導かなければならないと思っていますか? 森のたまごに関わる大人は、子どもたちから学ぶことが多々あります。それは、私たち大人が自然の中にいることにより、ゆったりとした気持ちで子どもたちを見られるからかもしれません。自然の神秘は、心を大きく動かしてくれます。

コラム

見守りあう、母とスタッフの共同運営【森のちいさなようちえんで育つ おおきな家族第3回】

開園当初、森のようちえんの考えに賛同した保護者が主となり、運営は保護者がやっていました。開園前の準備では、園の基本理念・年間計画・規約など、担当を決め一つ一つ進めていきました。小さな子どもを抱え、日々の生活をこなし更にパソコンに向かい必要なことをたくさんの母がやってくれていました。なぜ骨の折れることをわざわざやったのでしょう。

コラム

園舎がないからできること【森のちいさなようちえんで育つ おおきなかぞく第2回】

一般の幼稚園は室内で過ごせる園舎がありますが、野外保育とよた森のたまごは、開園当初から園舎となる建物を持たずに、毎日野外で過ごしています。園舎が必要ないかと言われると、やはり天候によっては雨風がしのげる場所が必要ですが、必ずしも必要というわけではありません。もし園舎を持つことになると、それなりの経費がかかってくるので、やはり運営面で厳しいことは確かです。この10年園舎なしで活動してきましたが、やはりそれほど必要性は感じていません。

コラム

「森のたまご」誕生ストーリー【森のちいさなようちえんで育つ おおきなかぞく第1回】

みなさんはじめまして、「森のたまご」代表の遊佐美絵です。野外保育とよた森のたまご(以下、森のたまご)は、松平地区のお山で、毎週火曜日~金曜日に、就学前の幼児に対して、 自然体験活動を機軸とした保育事業、森のようちえんを行っています。 大きな特徴は、園舎を持たず、子どもたちは自然の中で一日を過ごすこと。 大人も子どもも健やかな心と体を養う活動を目的としています。