コラム
卵の美味しさの理由を探したら、農園主の優しさに出会った【モヤモヤ大学生の旭暮らし回想録#4】
高野先生が「味付けしなくてもおいしいよ」と言うので、白いご飯の上にポトンと落とし、そのまま食べてみた。すると、食に無頓着な私でもわかるくらい甘くておいしい。それにいつも食べているたまごとは違い、黄身がオレンジっぽくない。調理に手間をかけなくても、スッと心が満たされていくような味に感動した。
高野先生が「味付けしなくてもおいしいよ」と言うので、白いご飯の上にポトンと落とし、そのまま食べてみた。すると、食に無頓着な私でもわかるくらい甘くておいしい。それにいつも食べているたまごとは違い、黄身がオレンジっぽくない。調理に手間をかけなくても、スッと心が満たされていくような味に感動した。
結婚式のスピーチで妻との出会いの話を差し置いて「秩父のおばあちゃんとの出会いは運命的でした!」と言ってしまった私。田舎の風景は想像の世界の中。アニメ「まんが日本昔ばなし」やN H Kの紀行番組「小さな旅」といったテレビで得た知識しかありませんでした。そんな私にとって、”おばあちゃんのくらし”のインパクトは凄まじかったのです。
「あすけの聞き書き」 発足当時から団体の事務局を担っているのが足助出身の高木伸泰(たかき・のぶやす)さん。家業を継いで始めた組み込みソフトウェア開発の仕事をメインに多忙な日々を送っている。本業もある中、ボランティアで10年間も聞き書きの取り組みを続けている。その理由は何だろう。
僕が“関係人口”として関わる田舎は、我が家が今の家に定住するまでに出会った田舎です。 定住には至らなかったけど、この地域と出会うことがなければ、僕は今の家に定住はしていないでしょう。それぐらい、僕にとって大きな影響のあった、想い入れのある地域です。