
東京からUターン起業。青木さんが会社員とフリーランスを行き来して見つけた“自分らしい”働き方
一方、コロナ以前から、山村地域での働き方に変化がすでに起きている。「多業」とよばれ、自営業、フリーランス、非正規雇用など多種な仕事を掛け持つ。「学校を卒業して都会へ→会社に就職→定年退職」というルートは、山村地域への移住者には間尺があわないようだ。「田舎では仕事がない」という定石も、くつがえされている。そのひとりは、青木宏和さんだ。システムエンジニア(SE)をする傍ら、フィットネスインストラクターとしての顔を持つ。