田舎暮らしに必要なモノ~草刈り作業編【田舎暮らしの現実#3】

コラム

今回は、「田舎暮らしに必要なモノ ~ 草刈り作業編」と称し、これがなくては田舎暮らしはできないと言っても過言ではないレベルの必須作業「草刈り」で必要なモノを紹介します。

どれぐらい必須作業かと言われると、移住前の地域面談で「草刈り経験は?」と聞かれるレベルです。
うちの集落は移住初年度はこれといったお役も回って来ないのですが、当時の自治会長に「草刈りだけやってくれればいいよ」と言われたことも記憶に新しいです。

前回の投稿はコチラ↓

 

刈払機

 

草刈機と呼んだ方が通りがいいかもしれません。
正式名称は刈払機です。
手鎌でも草刈りはできますが、刈払機の方が圧倒的に効率がいいですし、そもそも手鎌で作業が完了できる面積じゃありませんw
また、手鎌ですと、刈ろうと雑草に手を伸ばしたら、そこに隠れていたマムシに手をガブっとなんてトラブルも……
刈払機なら、その動作音でヘビも逃げていきますので、そういった面でも安心です。

我が家にはエンジン式充電式の2種類の刈払機があります。
エンジン式刈払機は、物件を購入した時に一緒についてきましたw
我が家は前所有者の方から結構なボリュームのちゃんと使える農作業具を物件とともに譲り受けたので、最初から一通りのものが揃っていたので大変助かりました。

 

エンジン式刈払機

 

我が家のエンジン式刈払機はゼノアのツーグリップハンドルです。
下のモデルよりももう少し型は古いですが、同クラスのものです。
ツーグリップハンドルの刈払機は、棹を直接握って操作しますから、刃先の当たり方を細かく調整することができ、法面などの傾斜地作業も得意ですが、その反面、棹を直接握るので振動はダイレクトに来ます。

 

エンジン式の刈払機はそもそもが充電式と比較すると振動が大きいので、更にツーグリップハンドルとなると、棹を直接握るだけに振動がダイレクトに来るので長時間作業ではかなり手が痺れます
そのため、僕はこれを使う時はワークマンのクッショングローブを着用することで、振動の低減を図っています。

 

また、エンジン式刈払機を使用する時は、刈払機に付属しているたすき掛けのバンドではなく、両肩タイプのバンドだと作業が気持ち楽になります。

 

エンジン式刈払機のメリット

 

エンジン式刈払機のメリットは、燃料がある限りは延々と草刈りができることです。
電源がないと充電できないバッテリーと異なり、燃料さえ持っていれば1日中だって草刈りができます。
まぁ、1日中草刈りしたいかはどうかは別にしてですが。

本当は、もう1回り大きいエンジン式の刈払機に替えたい(刈払機の取付できる刃のサイズを大きくしたいから 。 刃が大きくなると効率があがるのです)のですが、それは今手元にある刈払機が壊れてからかなと思ってます。

 

充電式刈払機

 

エンジン式とは別に、平坦部を刈るのが得意なUハンドルの刈払機があると便利だなあと、マキタの充電式刈払機を後から揃えました。
分割棹という文字通り棹が分割できるこのモデルは、軽トラ等の長尺物が積みにくい車でも、分割することで容易に持ち運ぶことができます

 

こちらは18Vのバッテリーを使用するモデルで、18V 3Ahのバッテリー1本で実用時間30分ほど、18V 6Ahのバッテリー1本で実用時間45分ほどの草刈りができます。
カタログスペックでは稼働時間はもっと長いのですが、無負荷というありえない条件での稼働時間なので、実際には上記ぐらいの稼働時間だと思った方が無難です。
上のモデルは6Ahのバッテリーが1本と充電器が同梱されているモデルです。
既にバッテリーも充電器もお持ちなら、本体のみのモデルもあります。

 

マキタのバッテリーは他のマキタ製品と互換性があるので、他にマキタの18V仕様の製品をお持ちなら、バッテリーを使いまわせるのも利点です。
我が家では、6Ahバッテリー2本、3Ahバッテリー2本の構成で運用、バッテリーを1本使ったら休憩といった具合です。
ちなみに、6Ahバッテリーをフル充電するのにかかる時間は40分ほどです。

バッテリー1本の値段は6Ahで14,000円(税別)ほど、ぶっちゃけ高いですw
我が家は他のマキタ製品もあるので使いまわしがきいてますが、刈払機のためだけにバッテリーの数を揃えようと思うと、バッテリーだけでエンジン式刈払機が1台買えてしまうので、バッテリーにかかるコストが高いというのが充電式刈払機のデメリットです。

 

充電式刈払機のメリット

 

充電式刈払機のエンジン式と比較した場合の利点は、その軽さ振動の少なさです。
バッテリー含めて3.5kgという軽さと、その振動の少なさがもたらす疲労軽減効果は凄まじく、最近は法面もこの刈払機で刈ってしまってます。
刈払機の始動も、エンジン式のように燃料を入れることもリコイルスターターを引くことなく、バッテリーをつけたらボタン1つで始動できるのでとても楽です。
また、充電式刈払機は静音性の高さも素晴らしく、早朝の出勤前などエンジン音を響かせるには気の引ける時間帯でも、充電式刈払機なら気にすることなく草刈りができます。

 

結局のところ、エンジン式と充電式のどちらがいいのか?

 

単純な使い勝手だけを考えるなら、個人的には圧倒的に充電式刈払機をオススメします。
コスト面と作業の持続性を考えるなら、今度はエンジン式に軍配があがります。
1度の作業の時間はどれぐらいか、どれぐらいの面積を刈るのか、その頻度は、などなどの条件で最適な刈払機が変わって来ますので、そのあたりを考えて選ぶのが良いと思います。

<追記>
2020年6月に地域のお役である『環境美化』が行われました。
端的に言えば『道路沿いの草刈り』なのですが、この日の天気は『雨』。
マキタの充電式刈払機は防滴にはなっているものの防水ではないので、この日はエンジン式刈払機を使用しました。
そう、『雨』のことを完全に失念していました。
充電式刈払機で防水仕様になっているのは、僕が把握している限りではハスクバーナの520iLXのみです。

 

 

チップソーがいいのか、ナイロンコードがいいのか?

 

刈払機には、大きく分けると2種類の刈刃があります。
金属刃であるチップソーと、ナイロンコードです。
金属刃は、チップソー以外にも笹刈刃などいくつか種類があるのですが、僕は金属刃はチップソーしか使用したことがないので、ここでは割愛します。

個人的にはチップソー派です。ナイロンコードも持ってますけど。
ナイロンコードは安全ですし、壁際なども刃欠けを気にせず刈れるのでメリットはたくさんあるのですが、ナイロンコードで刈ると粉々になった草がめっちゃ自分に飛んでくるんですよね……
サロペットなりヤッケなりを着ればいいわけなんですが、それも面倒で……
夏前まではナイロンコード、夏以降はチップソーという人もいます。
夏以降は草が太くなってくるので、ナイロンコードでは効率が悪くなってくるからです。

 

草刈り作業時にあると便利なモノ

 

安定板
我が家の刈払機には、エンジン式・充電式のどちらにも、安定板というものが取り付けてあります

このアイテムは、刈払機の刃の下につけることで、地ズリ作業(刃を地面ギリギリで操作して草刈りすること)が楽になるというものです。

 

チップソー研磨機
刈払機の刃(金属刃)は使っているうちに切れ味が悪くなってきます。
切れ味が悪くなったら新品と交換……なんてことはせず、チップソー研磨機で刃を研磨しながら使っています。
刈払機の刃の出費って意外とバカにならないですから……

セフティー3の研磨機は、お値段お手頃、使い易さもサイコーなのでオススメです。

 

 

草刈りをする時は、保護具を付けましょう

 

アイウェア
最低限必要なのがアイウェアです。
草刈りをしていると飛び石などもありますから、目を保護する意味でアイウェアはとても重要です。
僕はオークリーのHALF JACKETを使っています。

ガラスレンズのサングラスは、飛び石で割れてしまうのでダメです。
プラスチックレンズのサングラスをオススメします。
また、オークリーみたいな高価なものである必要はまったくありません。

通常の保護メガネで十分です。
僕がオークリーにしているのは、単にオークリーが好きという理由だけですw

 

防災面
アイウェアとあわせて、下のような防災面を併用している方も多くいます。
顔への飛び石対策としては、防災面も併用した方がより万全です。

 

長靴
僕は仕事でも愛用しているTRUSCO中山プロセーフティブーツをプライベートでも愛用しています。
この長靴は、つま先に鉄芯が入った安全長靴で、踏み抜き防止板も入っています。
一体成形で、耐久性が高いので気に入っています。
難点は長靴にしては高いことですが、気に入ってるんだからしょうがないですw

 

スパイクシューズ
田舎暮らしの草刈り作業では、長靴ではどうしても作業しにくいシチュエーションが存在します。
それが法面、つまり傾斜地の草刈りです。
法面の草刈りは、長靴だと足場が滑って踏ん張りが効きにくく、ただでさえ危ない刈払機を用いた草刈り作業の事故リスクが上がります。
そういう時に便利なのが、靴底にスパイクのついたスパイクシューズです。

僕が愛用しているのは上のマルゴマジカルフォレスターというスパイクシューズです。
サイドファスナーがついているので脱ぎ履きがとても簡単で、フィット感も非常に良いです。
難点は防水ではない点で、雨の後などはこの靴で草刈りしていると、だんだんと中に水が染みてきます。

スパイクシューズには足袋タイプもあります。

足袋タイプの方が踏ん張りは効くという話です。
僕は足袋ソックスを持っていなかったのと、足袋より靴が好きという理由でマジカルフォレスターをチョイスしました。

 

空調服
夏場の作業にはもう手放せないのが空調服です。
服の中で扇風機が回ってるあれです。
去年はワークマンで購入したセットを使用しました。

空調服は当然ながらジャケットバッテリーファンという組み合わせで購入する必要があります。
バッテリーが満充電で、最大出力で使用を続けても8時間は使用できます。
それ以上使用したい時は……その日はそこまでの仕事にしておくのが吉ですw

 

 

作業は安全第一で

 

刈払機を用いた草刈り作業は、一つ間違えば命にも関わる危険な作業です。
仕事で刈払機を使う場合は、「刈払機取扱者に対する安全衛生教育」を実施するよう、厚生労働省から通達がでているぐらいです。
保護具を着用し、水分補給等にも気をつかいながら、安全第一で作業しましょう。

最後が職場の手順書みたいな終わりになってもうた……

 

“田舎暮らしの現実”オフィシャルTシャツ作りました

 

調子に乗ってTシャツ作りました。
作ったといっても、SUZURIというプラットフォームで作ったので、在庫を持つことなく、売れたらオンデマンドでプリントされて配送されるという仕組みです。

田舎暮らしあるあるネタなTシャツになってますので、お気に召したら是非!

フカヤ ノブキ

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2019年春より豊田市の中山間地域に古民家をリノベーションし定住。自転車とパスタとパンクロックをこよなく愛し、会社員、フリーランスデザイナー/ディレクター、...

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