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いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第5回夏・野菜のおすそわけ

コラム

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ありがたいことに、ご近所の方に野菜をいただくことがたびたびあります。(田舎あるあるですね。)

「今掘ってきたばっかりだでね」と笑うばーば。ほっぺたの汗の粒が、透明で丸くてきれいだなと目がはなせませんでした。いつも畑にいるのに、白くてつるつるの美肌なのはたくさん汗をかくからなのでしょうか?私もあんなかわいいばーばになりたいものです。

「シカクマメ、どうやって食べたらいいですか?」と聞くと、「よく煮て食べるとけっこう美味いよ」などなど、豆知識も一緒に教えてくれます。

干しいもや干し柿など手作りのものを、子どもたちがご近所でおやつにほおばっていることもたびたびです。

貨幣で買う、自給する、に加えて「贈与経済」という考え方があるそうです。「見返りを求めずとにかく与えることを優先する経済」を意味しています。贈与経済は、我が家の生活のなかでも、かなり存在感があります。

じゃあじゃあとあふれるゆたかな湧き水や、おすそわけのお野菜、田んぼでとれた新米の美味しさ、昔から変わらない暮らしがここにはあります。

一方で、資本主義社会の恩恵による便利さもあります。特に豊田市には大企業があるためか、早い段階から都市化がすすんでいると聞いたことがあり、豊かな田舎だと言われることもあります。

川の魚や貝、赤トンボなど減っている生き物がいる一方で、獣害があり昔より増えている生き物がいます。

人口が減って高齢化が進んでいるなかで、新しいことにチャレンジする人や若者の存在感が光っています。

相反するものが混在していると思うとき、「田舎には何もない」というよりも、魅力も課題も含めて何もかもがあるんじゃないかという気がしてくるのです。

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戸田育代

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豊田市の山村地域に夫婦で移住して11年。4人の子育て中。子どもたちと、野山や田んぼの広がるご近所を散歩することが好き。子どもの頃に海外に住んだことがきっかけ...

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