いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第4回夏・川 2023.03.16 コラム Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 前回の短歌はこちら↓ 2023.03.15いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第3回夏・どくだみの花子どもたちは、食べられる草花や、薬代わりになる植物をよく知っています。散歩しながら、スイバやカタバミをかじり、ホトケノザの花の蜜を吸い、傷にはよもぎを揉んで当てて。スミレやカラスノエンドウ、菜の花などのお花を乗せて焼くクッキーは娘のお気に入り。特にスミレは、かわいいうえに味も良くておすすめ… 子どもたちは川が大好きです。 暑くなってくると、ほとんど毎日のように川にいます。少しあたたかいなと感じると真冬でも「今日は川に行こう!」と言う子どもたち。2月にも、指先を真っ赤にしながら遊んでいました。 川で生き物と出会い、冒険をして、新しい遊びを生み出し、まったく同じ場所でもいつも違う時間が流れます。無限に遊びが展開していくのを見ているのは、とても面白いです。 川の思い出はたくさんあります。 最初の思い出は、いちばん上の子が赤ちゃんだったときのこと。夕方になると、抱いてもあやしても泣き止まない、そんな日々が続きました。どうしたらいいかわからず部屋をウロウロして、外の空気を吸いたくなって赤ちゃんを抱いたままふと外に出ると、ピタリと泣き止んだんです。 我が家のすぐそばに川があり、聞こえてくるせせらぎの音が、お腹の中にいたときに聞いていた音と似ているのでは、と思いました。(ビニール袋のガサガサした音で泣き止むのと似ている感じです。) ぐずりだすと、抱っこして外へ出て、せせらぎを聞いて私も深呼吸するようになりました。それから今も、川と子育ては、切り離せないものです。 大きな石の裏にヨシノボリのたまごを見つけて、そうっと戻したり。亀と友達になって毎日会いに行ったり。枝とクリップで釣り竿を作って魚つりをしたり。少し深いところで泳いだり。石積みや、水切り大会をしたり。水晶を探したり。川を下ってどこまで行けるか冒険したり。 危険なこともありますがそれも含めて、子どもたちは川に、そして野山に育ててもらってきたなあと、実感しています。 戸田育代10,588 views 豊田市の山村地域に夫婦で移住して11年。4人の子育て中。子どもたちと、野山や田んぼの広がるご近所を散歩することが好き。子どもの頃に海外に住んだことがきっかけ... プロフィール Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it コラム いくちゃんの子育て短歌, 旭地区 コメント: 0 いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第3回夏・どくだみの花 ポンコツ夫の無計画脱サラ移住日記|第6話 『ぽんぽこ畑』としてハーブ栽培と... ピックアップ記事 コラム 外国の街並みは、どうしてワクワクするの?【空き家を事業に使う... 2020.04.24コラム コラム 田舎暮らしのSTAY HOME【田舎暮らしの現実#2】 2020.07.14コラム インタビュー 安定って何だっけ?田舎で好きなことを仕事にする道を選んだ23... 2020.03.23インタビュー 関連記事一覧 コラム 外国の街並みは、どうしてワクワクするの?【空き家を事業に使う... 2020.04.24 コラム 街と田舎、どっちも好きです|なぁなぁ、田舎ってこんなに面白い... 2022.04.06 コラム ちょっと刺激的な植物たち。【今だから、からだで感じたい森の植... 2021.07.02 コラム 旭で活動し揺さぶられる僕の価値観|なぁなぁ!田舎ってこんなに... 2022.02.18 コラム 僕の原体験、絶望、そしてあさぷろ結成|なぁなぁ!田舎ってこん... 2022.01.13 コラム ご飯が尽きない!?お釜のある神社|足助重伝建地区選定10周年... 2022.03.03 コラム なぜここに?高所金庫の謎を解く|足助重伝建地区選定10周年コ... 2022.02.02 コラム 田舎暮らしのSTAY HOME【田舎暮らしの現実#2】 2020.07.14 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) ※ 公開されません URL 上に表示された文字を入力してください。Δ
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