いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第3回夏・どくだみの花 2023.03.15 コラム Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 前回の短歌はこちら↓ 2023.03.09いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第2回 春・畑(はた)小さな畑をやっています。かちこちに凍った畑がやわらかくなってきた春、じゃがいも植えから久しぶりの畑が始まります。 私が畑に行くと子どもたちもついてきました。そして、何も言わないうちに、母ちゃんこれやるね、と言って子どもたちの間で分担して、あっという間に植え終わってしまったんです。… 子どもたちは、食べられる草花や、薬代わりになる植物をよく知っています。 散歩しながら、スイバやカタバミをかじり、ホトケノザの花の蜜を吸い、傷にはよもぎを揉んで当てて。スミレやカラスノエンドウ、菜の花などのお花を乗せて焼くクッキーは娘のお気に入り。特にスミレは、かわいいうえに味も良くておすすめです。 どくだみの花の虫除けは、娘がクラスのお友達から聞いて、「うちでも作ってみたい!」とせがまれて一緒に作りました。子ども同士で、クラスでそんな話題になるなんて、素敵だなあと思いながら。完成したどくだみの虫除けは、黄金色で、とてもいい香りがしました。 秋にエノコログサの穂を集めて、炒ってお茶にして淹れてくれたのも娘です。ほんのり甘いお茶でした。これは、雑草博士の前田純さんに教えてもらいました。 「この花は、歯にいいんだよね!」「これは父ちゃんの通風にいい葉っぱだね」なんて言いながらお散歩していると、子どもたちのほうがよく覚えていて頼りになります。 季節ごとに出会う草花で知らないものは、図鑑やネットで調べます。昔は薬とされていた…という説明文を見るとワクワクしてきて、身近に薬だらけなことに驚きます。 その土地に住む人に必要な植物が、必要な季節に生えてくるというのも聞いたことがあります。 中には毒草もあるので、知らないものは調べるようにしています。 強くたくましく、どんなときでもあふれんばかりに生えている雑草や野草たち。足元にいつでも宝の山があることに、心も身体も元気をもらえます。 次の短歌はこちら↓ 2023.03.16いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第4回夏・川子どもたちは川が大好きです。暑くなってくると、ほとんど毎日のように川にいます。少しあたたかいなと感じると真冬でも「今日は川に行こう!」と言う子どもたち。2月にも、指先を真っ赤にしながら遊んでいました。… 戸田育代9,291 views 豊田市の山村地域に夫婦で移住して11年。4人の子育て中。子どもたちと、野山や田んぼの広がるご近所を散歩することが好き。子どもの頃に海外に住んだことがきっかけ... プロフィール Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it コラム いくちゃんの子育て短歌, 旭地区 コメント: 0 いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第2回 春・畑(はた) いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第4回夏・川 ピックアップ記事 コラム 僕が暮らす田舎【田舎暮らしの現実#1】 2020.06.17コラム コラム 外国の街並みは、どうしてワクワクするの?【空き家を事業に使う... 2020.04.24コラム インタビュー 生業はひとつじゃなくていい。無職で移住し、多業家になった浅野... 2020.04.02インタビュー 関連記事一覧 コラム 香りを楽しむ。【今だから、からだで感じたい森の植物 第1回】 2021.05.14 コラム シフォンケーキをこじらせて【「喫茶室転々」マスターが語る暮ら... 2021.05.28 コラム ポンコツ夫の無計画脱サラ移住日記|第2話 ガス無し生活からカ... 2022.08.31 コラム いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第7回秋・森の宝さがし 2023.03.22 コラム いくちゃんの子育て短歌〜春夏秋冬〜|第1回 春・散歩道のおじ... 2023.03.08 コラム 自由が発揮できる私設文化的公共空間【「喫茶室転々」マスターが... 2021.10.25 コラム 僕の原体験、絶望、そしてあさぷろ結成|なぁなぁ!田舎ってこん... 2022.01.13 コラム 樹皮や葉にさわってみる【今だから、からだで感じたい森の植物4... 2021.07.30 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) ※ 公開されません URL 上に表示された文字を入力してください。Δ
この記事へのコメントはありません。