足助地区

コラム

香嵐渓に匹敵する歴史と景観の観音山|足助重伝建地区選定10周年コラムvol.2

こんにちは。足助地区の野林町で暮らしている鈴木悠太です。今回は、足助重伝建選定10周年事業実行委員会で『足助の町並みにある紹介したい“モノ”』として取り上げられた中から、観音山について綴りたいと思います。実行委員の方から寄せられた情報は「観音山周辺は、整備すれば伝建地区の景観が楽しめるスポットになると思う。狭いエリアに神社(御岳大神、稲荷社)や寺(観音寺)が密集しているので、好きな人が集まりやすい」というものでした。

コラム

なぜここに?高所金庫の謎を解く|足助重伝建地区選定10周年コラムvol.1

実行委員の方から紹介してみたいところとして挙げられた『高所金庫』の情報は「中馬館の横を抜け、中央駐車場に向かって行く左手の壁面に大きな金庫の扉があります。『なぜこんな位置に?』と、とても不思議な光景です。我が家では、これを『高所金庫』と勝手に名付けて読んでいます」というものでした。私も「変なところに金庫の扉があるなぁ。どうやって使っていたのだろう?」と疑問に思ったことがあります。ということで、あの『高所金庫』は何なのかを知るために足助中馬館に行ってみました。

縁側求人

*募集終了【求人】エネルギーと暮らし、他人まかせにしない未来をみんなでつくる/(株)三河...

地球温暖化に人口減少。「どうなってしまうんだろう」と感じながら、なすすべもなく眺めていることしかできないのでしょうか。今回、縁側求人でご紹介するのは、この時代を「とにかくみんなで生きのびる仕組み」として生まれた(株)三河の山里コミュニティパワー(以下、MYパワー)です。MYパワーは、電気の小売会社です。

コラム

自由が発揮できる私設文化的公共空間【「喫茶室転々」マスターが語る暮らしとつながる商いのカ...

今回紹介させていただくのは「私設文化的公共空間」です。何のことだかサッパリ分からないと思いますが、それもその筈、僕らが勝手に造った言葉なのです。食べ物でもなければ、建物でもない。ある種の「概念」のようなものです。もうワケ分からん。割と面倒な話になると思いますがご容赦ください。

レポート

山村地域の価値・魅力って何だろう?チームで話して得た気づき〜中高生座談会レポート後編

他人から与えられたものさしではなく、自分のものさしで生きていいという大澤先生の言葉を胸に、生徒たちは後半のワークショップに臨んだ。ワークショップの事前準備として、足助高校の生徒4名と、足助、旭、小原、稲武、下山中学校からの生徒10名は2つの宿題に取り組んできた。一つは、山村の価値・魅力について。もう一つは、好きな写真とそれを選んだ理由について。

レポート

ドラえもんを本気でつくる大澤先生が教える『新しいものさしは自分でつくる』の意味〜中高生座...

2021年8月5日、愛知県立足助高校を会場にして「中高生が山村の価値・魅力を考える座談会」が行われた。座談会の前に講師として登壇したのは、日本大学文理学部助教、RINGSセンター長の大澤正彦さん。大澤先生は「ドラえもんをつくる」というビジョンを持った人口知能(AI)の研究者だ。今回「ドラえもん先生と考える山村のミライ〜新しいものさしは自分でつくる」というタイトルで、最新のAI研究をベースにした講演をした。

インタビュー

スプーン、シーソー、ラグビーボールも?森林組合職員・山田さんが木を使って何でも作る理由

「木でこういうものを作ってほしい」。具体的な注文があれば、正確に作る。お客さんの要望が漠然としていても、どんなものが最適なのか考え、設計図を描き、形にする。ウッドデッキ、ベンチ、カウンター、バッチ、ジャングルジム、おもちゃ、消毒スタンド、パーテーション…。年間60件以上の注文を受ける。人気の木工作家?それとも大工さん?そうではない。山田政和さんは、豊田森林組合の職員だ。

コラム

変わらずに、変わり続ける古民家【「喫茶室転々」マスターが語る暮らしとつながる商いのカタチ...

さて、今回ご紹介させていただくのは「古民家」です。またしても食べ物ではない!と言うか、メニューじゃない!しかも、僕が作ったものですらない!けれど、転々の中心的存在であり、僕にたくさんの気づきを与えてくれる大切な「場」なので、ぜひ語らせていただければと。本コラムの第1回で書かせていただいた通り、成り行きで偶然に使わせてもらえることになった空き家物件でした。

コラム

焚き火、どうでしょう?【「喫茶室転々」マスターが語る暮らしとつながる商いのカタチ第4回】

さて、今回ご紹介させていただくのは「スウェディッシュトーチ」です。そう、実は当店、焚き火ができる喫茶店なのです。「ちょっと何言ってるか分からない」と言う状態の方も多いと思いますので、まずは「焚き火ってなによ?」から説明します。ちなみに、喫茶室を目当てに来て頂いたお客様から何度も「焚き火ってなにするんですか?」と聞かれます。「焚き火」という単語だけでは、それだけ謎ってことなんですね。

コラム

「わざわざ」のつくり方【「喫茶室転々」マスターが語る暮らしとつながる商いのカタチ第3回】

こんにちは、足助・冷田地区の古民家カフェ「喫茶室 転々」の小柳卓巳(こやなぎたくみ)です。平日はITエンジニア、休日は雇われマスターとしてコーヒーを淹れたりしています。本コラムでは、毎回、転々のメニューをご紹介させていただいて、そこにまつわるエピソードや、どういう考えのもとでつくりあげたのかお伝えできればと思います。さて、今回ご紹介させていただくのは「プリン」です。